中小企業・小規模事業者の DX 推進を後押しする「IT導入補助金2025」

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「ウチの会社でも対象? いくら補助される? 何を準備すればいい?」――その疑問を 5 分で解決できるガイドを用意しました。

💻最大 450 万円(補助率 1/2〜4/5)で IT ツール導入を後押し
📝申請は IT導入支援事業者 と共同でオンライン申請
⏰次の締切:必ず 🔗公式サイト をご確認ください。
第3次 2025年7月18日(金)17:00
第4次 2025年8月20日(水)17:00
第5次 2025年9月22日(月)17:00 ─ 早めの逆算行動がカギ

おすすめ度4
難易度4
人気度5
利用シーンITツール導入
対象者中小企業

IT導入補助金とは

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IT導入補助金とは何に使える、どんな補助金なのか?まずは 制度の目的・仕組み・対象経費 を押さえましょう。

目的:DX・業務効率向上で生産性を底上げする
仕組み:あなた(補助事業者)+IT導入支援事業者が「共同事業体」となり電子申請
対象:対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。

引用元:https://it-shien.smrj.go.jp/about/

対象経費:ソフト購入/クラウド利用(最長2年)/導入サポート等
👉ハード(PC・レジ等)はインボイス枠ほか一部のみ対象

制度の骨格をつかめたところで、「結局いくら補助されるのか」 を具体的に見ていきましょう。

IT補助金 補助枠・補助額早見表

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枠が複数あるため、まずは 補助率・上限額・対象ツール を一覧で比較し、自社に最適な枠を選びましょう。

申請枠主な導入ツール補助率補助額上限ポイント
通常枠汎用/業務プロセスソフト1/2(賃上げで2/3)5万〜150万円/150万〜450万円クラウド利用料・
機能拡張・コンサル等も可
インボイス枠(対応類型)会計・受発注・決済+PC等3/4(小規模4/5)※50万超は2/350万以下/〜350万円ハード補助率1/2
インボイス枠(電子取引類型)受発注クラウド中小2/3・その他1/2〜350万円クラウドは無償アカウント付与必須
セキュリティ対策推進枠お助け隊サービス小規模2/3・中小1/25万〜150万円サービス2年分可
複数社連携枠会計+受発注+決済等ソフト3/4(小規模4/5)/2/3、ハード1/250万×人数(上限3,000万)専門家謝金も対象

※補助額の細かな違いや対象外となるケースなど、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。➡公式サイトリンク

枠の目星がついたら、「いつ申し込むか」 を押さえて逆算準備を始めましょう。

2025 年度スケジュール(締切厳守)

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補助金は締切厳守。期日を把握しないと不採択以前に「申請無効」です。今回の締め切りが間に合わない場合、次回に備えて今から準備しないとまた、期日が過ぎます!ご注意を

以下は通常枠のスケジュールですが、他の枠も似たようなイメージです。
詳細は必ず 🔗公式サイトをご覧ください。

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現時点の予定は五次までの開催が表示されています。

TIP締切直前はポータルが混雑。前倒し申請で―安心感―を確保しましょう。

スケジュールをカレンダーに落とし込めたら、次は 申請準備に必須の登録手続き を確認です。

IT補助金申請に絶対必要!必ず済ませる 3 つの登録

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補助金申請に絶対必要なものがあります!期限までまだ余裕!では済まないですよ

申請書を書き始める前に、“土台”となる3ステップ を終えていないと先へ進めません。

手続き所要目安補足
🔗GビズIDプライム取得10〜14日郵送審査
🔗SECURITY ACTION★宣言即日〜3日IPAサイトで無料
🔗IT導入支援事業者選定1〜2週間見積取得・要件確認

この 3 点をクリアすれば、いよいよ 申請フローの実作業 に入れます。

IT補助金申請方法

ここからは 実際の申請工程 をステップごとに追っていきます。

引用元:https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/flow/

※複数社連携IT導入枠については、申請フローが一部異なります。

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流れを俯瞰できたら、次章で 採択率を上げるコツ を押さえましょう。

加点措置/採択率アップのコツ

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同じ申請でも “加点” を取るか否か で結果が分かれます。

賃上げ計画:最低賃金+50円を3か月以上→補助率UP+審査加点
クラウド or インボイス対応ツール:データ連携性が高いと加点
地域未来投資促進法の承認専門家活用計画 もプラス評価
書類不備ゼロ:見積・契約書・領収書は電子データで即保存

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採択率を高めたら、 NG 行為 を避けることが大切です。

申請時の NG 例 & 回避策

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書類不備やフライング発注 は不採択や返還の原因になります。

よくあるミスなぜ NG?改善策
交付決定前に発注・支払全額補助対象外見積段階でストップし、決定通知後に発注
ハードのみ申請(通常枠など)要件未達で不採択インボイス枠などハード可の枠を選択
証憑不足(領収書や導入レポート欠落)実績報告で差戻し導入時に書類一式をクラウド共有
プロセス要件未達1プロセス未満ソフトは対象外IT導入支援事業者に事前確認
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NG を回避したら、最後に 想定される質問 を整理しておきましょう。

補助金の不正行為で犯罪になるパターン

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実は、補助金の不正行為は犯罪に当たると公式サイトで明記されました。

引用元:https://it-shien.smrj.go.jp/antifraud

「実質無料」「キャッシュバック」は要警戒
補助金趣旨に反し、即不正判定のリスク。
代理申請は禁止
GビズID共有や手続き丸投げは処分対象。「自分で申請」が原則。
形だけの導入・研修はNG
役務未実施やツール未導入でも補助金返還+登録取消。
二重取りは不可
同一経費を別の国補助金で重複受給すると不正。
虚偽申告も不正
要件クリア目的の従業員数・実績偽装は即アウト。
立入調査・返還・通報制度あり
現地調査拒否でも処分。返還には加算金・延滞金が付く。疑わしい場合は公式フォームから通報可。

個人事業主は申請できる?パソコンだけIT補助金もらえる?

公式 FAQ から特に質問が多い項目を抜粋しました。

Q. 個人事業主も申請できますか?
A. はい、申請できます。確定申告書Bや開業届などの所定書類が必要です。(※IT導入補助金2025 公募要領より)

Q. 既存ソフトのアップグレードは対象ですか?
A. はい。「登録ITツール」の機能拡張・アップグレードとして申請すれば対象になります。

Q. インボイス枠でPCだけ買えますか?
A. いいえ、ハード(PCやPOSレジなど)のみの申請は不可です。必ず対象ソフトウェアとセットで申請する必要があります。(※デジタル化基盤導入類型の補助要件より)

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疑問が解決したら、今日から準備スタート です。

まとめ

・締切から逆算し、今週中に GビズID 申請(今回間に合わなくても次回すぐ応募できるように)
・IT導入支援事業者へ 見積依頼(複数社比較推奨)

🔗 補助金制度の詳細リンクはこちら


補助金リンク集はこちら

補助枠ごとの公募要領・スケジュール・FAQが公式サイトごとに整理されています。

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IT導入補助金 を味方につけて DX を一歩前へ。準備は早いほど有利です。行動あるのみ!