ノーコードで簡単におしゃれなホームページが作れる「STUDIO(スタジオ)」
出展元:Studio

JimdoやWixと並ぶ国産のサイト作成ツールで、無料から始められ、デザインテンプレートも豊富にそろっており、特に個人事業主や小規模事業者に人気が高まっています。
「Web制作はむずかしそう…」「できれば自分で安く作りたい」「でも、チープな見た目にはしたくない」という方にとって、STUDIOはまさにぴったりの選択肢。

本記事では、STUDIOの特徴や他のツールとの違いをはじめ、初期登録・テンプレート選び・編集のポイント・公開方法まで、ホームページを作るための流れをわかりやすく解説します。
「なるべく時間をかけず、自分らしいサイトを作りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、見過ごされているデメリット
についてもご紹介します、納得の上で活用すれば最高のツールです。おすすめ度 | |
難易度 | 3 |
人気度 | 4 |
利用シーン | Web制作 |
対象者 | 初心者 |
STUDIOとは?|特徴と他ツールとの違い
STUDIO(スタジオ) は、Webデザインの知識がなくても直感的な操作でサイトを作れる、国産のノーコード型Webサイト作成ツールです。
出展元:Studio.store

STUDIO最大の特徴は、「デザインの自由度」と「簡単な操作性」のバランスが非常に優れていること。

操作はすべてブラウザ上で完結し、ドラッグ&ドロップでパーツを配置するだけで、プロのようなサイトが作れます。私も実際に作ってみましたがWordのような操作感です。
比較項目 | STUDIO | Jimdo/Wix | ペライチ |
---|---|---|---|
操作感 | ドラッグ&ドロップ+細かい調整 | ドラッグ&ドロップ/AI構成あり | フォーム入力型中心 |
デザイン自由度 | 非常に高い(細かく調整可能)Figma連携❣ | 中程度〜高(テンプレ型が多い) | 低〜中(レイアウト固定) |
サイトの見た目 | モダンで洗練されたテンプレが多い | シンプル/ポップ/やや古めもあり | 極めてシンプル(初心者向け) |
国産かどうか | ✅ 日本語サポートあり(国産) | Jimdoはドイツ、Wixはイスラエル製 | ✅ 日本製 |
独自ドメイン対応 | 有料プランで可 | 有料プランで可 | 有料プランで可 |
🔸 STUDIOの特徴まとめ
- コード不要でも「デザイン性の高いサイト」が作れる
- 無料でも複数ページ・フォーム付きで公開可能
- ブラウザだけで完結、インストール不要
- 画像やテキストの編集も直感的、Canvaに近い操作感
STUDIOでホームページを作る方法(初心者の方向け)

「作ってみたいけど、何から始めれば?」という方のために、STUDIOで実際にサイトを作る流れをステップごとにご紹介します。
ステップ1:STUDIOに無料登録する
- 公式サイト(https://studio.design) にアクセス
- メールアドレス・パスワードを入力してアカウント作成
- 登録後すぐに【新しいプロジェクト】をクリックして、編集画面が開きます

ステップ2:テンプレートを選ぶ
初回ログイン時に「テンプレートを選んで作る」か「白紙から作る」か選べます。
初心者の方には、テンプレートの活用がおすすめです。

- シンプル
- ギャラリー型
- 飲食店向け など、業種別テンプレートもあり
ステップ3:編集画面でカスタマイズ
- 文字の変更:直接ダブルクリックで編集可能
- 画像の差し替え:画像をクリックして、アップロード or Unsplashから選択

- パーツの追加:左の「+」ボタンからボックス、テキスト、ボタンなどを自由に追加
💡ポイント:操作はすべてブラウザ上で完結。自動保存されるので安心です。
ステップ4:SEO設定・公開設定をする
「設定」画面から、以下のような設定ができます:
- サイトタイトル/説明文(検索対策)
- OGPの設定(カバー画像)
- 公開URLのカスタマイズ(有料プランで独自ドメインも可)
ステップ5:プレビューで確認 → 公開!
画面右上の「プレビュー」でスマホ/PCの表示を確認後、「公開」ボタンを押すだけで、すぐにWebサイトが完成します。
Studioで後悔しないため。デメリットを把握(有料プラン)
Studioは超手軽ですが、Webサイト運営を事業化していた、筆者にとって残念な点があります。

それは、自社サーバーにサイトを保存できず、Studioのシステムに依存することです。
また、月間 2,000 Visitor以上の、大量アクセスがある場合、アクセス数に応じて課金額が変わってきます。

自社のことを調べる人が、事業内容を確認するためのサイト、もしくはサービス初めたばかりであまり資金がない方は、Studioの無料プランでも良いと思いますが、

今後、大きくアクセス数が伸びる、またはメディア放映でバズる可能性がある場合、無料にしておくとアクセス数が限界超えると、公開停止になります。

プロジェクトのオーナーには、上限の80%および90%を超えた時点と100%超過後に、メールやプロジェクト上で通知されるので、そこで課金に移行すれば公開は停止にはなりませんが、注意が必要です。
STUDIOの活用事例(どんな人が使ってる?)有料?無料?どっち
✅ 1. フリーランス・個人事業主(おすすめ!無料でもOK)
- ポートフォリオサイト、サービス紹介サイトをサクッと作成
- 自分で更新できるから外注費ゼロ
- デザイン性が高く、信頼感のある印象に
✅ 2. 小規模店舗・サロン・教室(有料プランをおすすめ)
- 予約フォームつきのホームページが無料で作れる
- LINEやInstagramと連携し、集客ツールとしても活用
- スマホ対応なので、来店前の情報提供に便利
✅ 3. 副業・これから事業を始める人(手軽な内容なら無料プランOK👉事業拡大で有料)
- 起業初期に「とりあえず名刺代わりのサイトが欲しい」時にぴったり
- テンプレを活用すれば、1日で公開も可能
✅ 4. ノーコードでおしゃれなサイトを作りたい一般ユーザー(無料でもOK)
- 旅行記、ブログ、ウェディングサイトなど「見せる」サイト作りにも人気
- Canvaのような操作感で、直感的に編集できる
以下は比較表です。
項目 | 無料プラン | 有料プラン(mini以上) |
---|---|---|
公開URL | STUDIOのサブドメイン(例:xxxx.studio.site) | 独自ドメインが設定できる |
広告表示 | あり(STUDIOのロゴ) | 非表示にできる |
ページ数 | 50 | ページ数 2~ |
フォーム機能 | 100件 | フォーム 100件~ |
SEO設定/OGP設定 | 可 | 可(機能同じ) |
サポート | 公式サイト参照 | 有料プラン専用サポート |
月額料金 | ¥0 | ¥590〜(mini年払いプラン) |
無料プランはドメインがstudio入っちゃうので、うーんという感じですが、名だたる大企業のサイトがStudioで作成されているのでブランディングになるかも?

よくある質問(STUDIOでできる?できない?)
Q1. ブログ機能はありますか?
A. StudioのCMS機能(Contents Management System)を用いて簡単に更新できます。
Q2. ネットショップとして使えますか?
A. しかし、STUDIOでは決済機能などを現状提供しておらず、ECサイトなどを構築する際には、外部サービスを併用する必要があります。ShopifyでのAPI設定を活用し、STUDIOで連携をとることができます(2025年6月現在。)
Q3. 複数人で編集できますか?
A. はい、できます(チーム機能あり)
→ プロジェクトごとに招待可能。編集権限の設定もOK。
Q4. スマホからでも編集できますか?
A. 一応可能ですが、推奨はPCブラウザです。
→ モバイル操作は制限が多く、レイアウト崩れも起こりやすいため。
Q5. バックアップ機能は?
A. バージョン管理機能を活用し、エディタ上のデザインデータなど特定のデータを保存・復元可能。手動で任意の状態を保存できるだけでなく、一定操作で自動保存。プランによって保存・復元できる期間が異なります。また、CMSやフォームなど一部のデータは保存対象外となります。

ワードプレスだと自サーバー立ち上げが必要なので、その辺を丸投げしたい場合はStudioはおすすめです。便利な時代になりましたね。