ノーコードで簡単におしゃれなホームページが作れる「STUDIO(スタジオ)」

出展元:Studio

JimdoやWixと並ぶ国産のサイト作成ツールで、無料から始められ、デザインテンプレートも豊富にそろっており、特に個人事業主や小規模事業者に人気が高まっています。

「Web制作はむずかしそう…」「できれば自分で安く作りたい」「でも、チープな見た目にはしたくない」という方にとって、STUDIOはまさにぴったりの選択肢。

本記事では、STUDIOの特徴や他のツールとの違いをはじめ、初期登録・テンプレート選び・編集のポイント・公開方法まで、ホームページを作るための流れをわかりやすく解説します。

「なるべく時間をかけず、自分らしいサイトを作りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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また、見過ごされているデメリット

についてもご紹介します、納得の上で活用すれば最高のツールです。

おすすめ度5
難易度3
人気度4
利用シーンWeb制作
対象者初心者

STUDIOとは?|特徴と他ツールとの違い

STUDIO(スタジオ) は、Webデザインの知識がなくても直感的な操作でサイトを作れる、国産のノーコード型Webサイト作成ツールです。

出展元:Studio.store

STUDIO最大の特徴は、「デザインの自由度」と「簡単な操作性」のバランスが非常に優れていること。

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操作はすべてブラウザ上で完結し、ドラッグ&ドロップでパーツを配置するだけで、プロのようなサイトが作れます。私も実際に作ってみましたがWordのような操作感です。

比較項目STUDIOJimdo/Wixペライチ
操作感ドラッグ&ドロップ+細かい調整ドラッグ&ドロップ/AI構成ありフォーム入力型中心
デザイン自由度非常に高い(細かく調整可能)Figma連携❣中程度〜高(テンプレ型が多い)低〜中(レイアウト固定)
サイトの見た目モダンで洗練されたテンプレが多いシンプル/ポップ/やや古めもあり極めてシンプル(初心者向け)
国産かどうか✅ 日本語サポートあり(国産)Jimdoはドイツ、Wixはイスラエル製✅ 日本製
独自ドメイン対応有料プランで可有料プランで可有料プランで可

🔸 STUDIOの特徴まとめ

  • コード不要でも「デザイン性の高いサイト」が作れる
  • 無料でも複数ページ・フォーム付きで公開可能
  • ブラウザだけで完結、インストール不要
  • 画像やテキストの編集も直感的、Canvaに近い操作感

STUDIOでホームページを作る方法(初心者の方向け)

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「作ってみたいけど、何から始めれば?」という方のために、STUDIOで実際にサイトを作る流れをステップごとにご紹介します。

ステップ1:STUDIOに無料登録する

  1. 公式サイト(https://studio.design) にアクセス
  2. メールアドレス・パスワードを入力してアカウント作成
  3. 登録後すぐに【新しいプロジェクト】をクリックして、編集画面が開きます

ステップ2:テンプレートを選ぶ

初回ログイン時に「テンプレートを選んで作る」か「白紙から作る」か選べます。
初心者の方には、テンプレートの活用がおすすめです。

  • シンプル
  • ギャラリー型
  • 飲食店向け など、業種別テンプレートもあり

ステップ3:編集画面でカスタマイズ

  • 文字の変更:直接ダブルクリックで編集可能
  • 画像の差し替え:画像をクリックして、アップロード or Unsplashから選択
  • パーツの追加:左の「+」ボタンからボックス、テキスト、ボタンなどを自由に追加
    💡ポイント:操作はすべてブラウザ上で完結。自動保存されるので安心です。

ステップ4:SEO設定・公開設定をする

「設定」画面から、以下のような設定ができます:

  • サイトタイトル/説明文(検索対策)
  • OGPの設定(カバー画像)
  • 公開URLのカスタマイズ(有料プランで独自ドメインも可)

ステップ5:プレビューで確認 → 公開!

画面右上の「プレビュー」でスマホ/PCの表示を確認後、「公開」ボタンを押すだけで、すぐにWebサイトが完成します。

Studioで後悔しないため。デメリットを把握(有料プラン)

Studioは超手軽ですが、Webサイト運営を事業化していた、筆者にとって残念な点があります。

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それは、自社サーバーにサイトを保存できず、Studioのシステムに依存することです。

また、月間 2,000 Visitor以上の、大量アクセスがある場合、アクセス数に応じて課金額が変わってきます。

自社のことを調べる人が、事業内容を確認するためのサイト、もしくはサービス初めたばかりであまり資金がない方は、Studioの無料プランでも良いと思いますが、

今後、大きくアクセス数が伸びる、またはメディア放映でバズる可能性がある場合、無料にしておくとアクセス数が限界超えると、公開停止になります。

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プロジェクトのオーナーには、上限の80%および90%を超えた時点と100%超過後に、メールやプロジェクト上で通知されるので、そこで課金に移行すれば公開は停止にはなりませんが、注意が必要です。

STUDIOの活用事例(どんな人が使ってる?)有料?無料?どっち

✅ 1. フリーランス・個人事業主(おすすめ!無料でもOK)

  • ポートフォリオサイト、サービス紹介サイトをサクッと作成
  • 自分で更新できるから外注費ゼロ
  • デザイン性が高く、信頼感のある印象に

✅ 2. 小規模店舗・サロン・教室(有料プランをおすすめ)

  • 予約フォームつきのホームページが無料で作れる
  • LINEやInstagramと連携し、集客ツールとしても活用
  • スマホ対応なので、来店前の情報提供に便利

✅ 3. 副業・これから事業を始める人(手軽な内容なら無料プランOK👉事業拡大で有料)

  • 起業初期に「とりあえず名刺代わりのサイトが欲しい」時にぴったり
  • テンプレを活用すれば、1日で公開も可能

✅ 4. ノーコードでおしゃれなサイトを作りたい一般ユーザー(無料でもOK)

  • 旅行記、ブログ、ウェディングサイトなど「見せる」サイト作りにも人気
  • Canvaのような操作感で、直感的に編集できる

以下は比較表です。

項目無料プラン有料プラン(mini以上)
公開URLSTUDIOのサブドメイン(例:xxxx.studio.site)独自ドメインが設定できる
広告表示あり(STUDIOのロゴ)非表示にできる
ページ数50
ページ数 2~
フォーム機能100件フォーム 100件~
SEO設定/OGP設定可(機能同じ)
サポート公式サイト参照有料プラン専用サポート
月額料金¥0¥590〜(mini年払いプラン)

無料プランはドメインがstudio入っちゃうので、うーんという感じですが、名だたる大企業のサイトがStudioで作成されているのでブランディングになるかも?

よくある質問(STUDIOでできる?できない?)

Q1. ブログ機能はありますか?

A. StudioのCMS機能(Contents Management System)を用いて簡単に更新できます。

Q2. ネットショップとして使えますか?

A. しかし、STUDIOでは決済機能などを現状提供しておらず、ECサイトなどを構築する際には、外部サービスを併用する必要があります。ShopifyでのAPI設定を活用し、STUDIOで連携をとることができます(2025年6月現在。)

Q3. 複数人で編集できますか?

A. はい、できます(チーム機能あり)
→ プロジェクトごとに招待可能。編集権限の設定もOK。

Q4. スマホからでも編集できますか?

A. 一応可能ですが、推奨はPCブラウザです。
→ モバイル操作は制限が多く、レイアウト崩れも起こりやすいため。

Q5. バックアップ機能は?

A. バージョン管理機能を活用し、エディタ上のデザインデータなど特定のデータを保存・復元可能。手動で任意の状態を保存できるだけでなく、一定操作で自動保存。プランによって保存・復元できる期間が異なります。また、CMSやフォームなど一部のデータは保存対象外となります。

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ワードプレスだと自サーバー立ち上げが必要なので、その辺を丸投げしたい場合はStudioはおすすめです。便利な時代になりましたね。